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オトコ40歳、これからどうする?

どうすれば、人生オモシロオカシク暮らせるか?
退路を断ったという程ではないが<年金も健康保険もやめたらどう?>ギターの音の客観的評価(ツール公開)
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年金も健康保険もやめたらどう?

2011/10/12(Wed)11:52

今朝の新聞、在職老齢年金の受給額の引き上げ(対象は60~64歳)とか、
支給開始年齢の引き上げ(60歳→65歳→68~70歳)なんて、記事が載ってる。

あまりにも腹立たしい。なにが腹立たしいかというと、
あまりにも、団塊の世代(いまの長老組)が優遇されすぎな点。

現在のところ全ての決定権は、実質、この長老組が握って離さないんだから、
#どこの組織も似たようなもんだ・・・・
こんな案がでるのは当たり前なんだけど、あんまりにも露骨じゃないかい?
自分たちは滑り込みでもなんでも、満額、あわよくば、増額分まで貰おうというのがミエミエ

働く意欲うんぬんいうのであれば、年金なんて全部辞めればいい。
今、一番お金に困ってない層に、そんなに手厚くしてどうするんだ?
老後の備えとかいって、70を超えたような人だって、たんまり貯金をもってる。
(「老後」って、いつなんだ?今、使わずにいつ使うんだ?)

本当に生活に困るなら、生活保護を受けるという手だって残ってる。
万が一の時(って、どんな時?)の備えだとすれば、
万が一の時のためのセーフティネットを充実させましょうという話でしょ?
本当に万が一になったら、個人の貯蓄だけでは心もとないじゃないですか?
そんなときのために公的社会保障は機能しないといかんでしょ。

と、いうような、割と前々から思ってる想いなんだけど、
どうせ、破綻は目に見えてるんだから、傷の浅いうちに、
国民皆年金も、国民皆保険ってのもやめちゃうのが正しいと思う。

とりあえず、やめた瞬間に、
約50兆円の年金保険料と、約20兆の健康保険料がなくなる。
雇用主負担分も(直接・間接的に)給料に還元されるという前提なら、
国民ひとりあたりにすると、平均で、年間70万円の上納金がなくなるのです。
(もちろん、収入の多い人ほど、得をする)


その代わり、医療費は全額負担、老後の年金がなくなります。


医療費については、現状でも、どうせ3割負担ですから、
医者に行った時に払う額が、たかだか3倍になる程度です。
普通の健康な人なら、それほどは問題ない金額じゃないですか?
#ちょっと痛いといえば痛いけど、無駄に医者にいくこともなくなるし、
#料金の自由化をあわせて行えば、きっといいこともあるさ。

セーフティネットとして、高額医療費(高額療養費)に対する補助制度を、
国庫負担にして存続させれば、そんなに問題ないんじゃないかな?
現状の高額療養費補助制度が不十分なら、それをあらためる。


年金の方は・・・たぶん、年金制度があろうがなかろうが、
老後のためにコツコツと貯金をするのは、たぶん変わらない。

一応、平均でモノをいうなら、ういた年間70万円を貯金にまわせば、
40年で2800万円になります。夫婦2人なら5600万円だから、
あと20年、働かなくても、年間280万円づつ使えます。
(もっと貯める人は貯めるだろうし、高齢でも、働ける人は働くようになるでしょう。)

どうも、いまのところ、資産を切り崩すのに抵抗があるみたいだけど、
それが正しい資産の持ちかただし、使い方じゃないかと思います。
コツコツと貯金した分をちゃんと老後の生活のために使えばいい。
#ちゃんと世の中にお金がまわるのは、たぶん、いいことのはず。

資産を使い切ってしまった場合、あるいは、万が一の事態において
本当に生活に困るなら、生活保護を受けるという手だって残ってる。
現状の生活保護制度が不十分なら、それをあたらめる。


高額療養費と生活保護の財源確保が、少し問題。
でも、万が一のためのセーフティネットは、絶対に必要なのだし、
不要になる役所や役人の首を切ってみせれば、
このための増税は、受け入れられるはず。

年金保険料と健康保険料の負担がなくなると、
保険料負担の大きかった高額所得者ほど得をするので、
高所得者層をターゲットにした所得税増税ってのが妥当なところでしょうか?
この人たちは、老後に金がなくなって困ったりしないでしょう。

現状のように、この先、いかにも破綻しそうな気配がかなりあるのに
それをなんとか維持しようとして、増税なんていってても反対されるに決まってる。
でも、このままいくと、いつかは破綻するものは一度清算し、
その後の新システムを構築するために増税するといえば、
まあ、やむをえないかと思えるんじゃないかと思うのです。


で、この案、一番損をするのは、たぶん、いままで保険料を満額納めたけど、
自分の番になったら受け取れなくなる層、つまり、団塊の世代(いまの長老組)なんですね。
だから、絶対に、この案は通りません。俎上にも載せられないでしょう。残念ですが。


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