3月11日(金)の午後3時前に大地震。
私のいるところでも結構揺れた。ゆーらゆーらという長周期の気持ち悪い揺れだった。
土日は各社一斉に特別番組を編成、終日、震災報道。
津波の被害、原発のトラブル、東京計画停電の話など。
テレビ東京は日曜の昼から通常放送が再開。
その他は、だいたい3月15日(火)ぐらいから再開の模様。(NHKは未だ)
民放全局の横並び姿勢については、「NHKだけでいい」「電力の無駄遣い」批判も見られた。
さまざまな立場の方がいる中、大惨事最中の不用意な言動は不謹慎であろう。
しかし、日本国中に同じ情報が繰り返し繰り返し流され、
それ以外の情報が遮断される(あるいは埋没する)こととなり、
国民の関心が強制的に震災に向けさせられるという不気味さを感じた。
「マインドコントロール」「洗脳」という単語を連想させる状況だ。
不謹慎であるといわれようとも、多様な感性、多様な価値観は存在すべきである。
日本国民を一色に染めるかのようなテレビ報道の姿には違和感を感じざるを得ない。
(投稿日:2011年 3月16日(水))
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こどもへの説明:
地震が起こってね、おうちやテレビが壊れちゃった人がいっぱいいるの。
電気を作る工場もこわれちゃったから、電気がこなくてテレビをみれない人もいっぱいいるの。
ちっちゃい子だって、たくさんいるんだよ。
その子たちも、きっと今日のプリキュアは楽しみにしてたよね?
今日放送しちゃったら、今日はテレビみれないから、かわいそうでしょ?
来週になったら、きっとその子たちもテレビがみられるところに行けるから、
そうなってから、みんなで一緒にみようね。
わかるよね?
(あんまり納得して貰えませんでした。)
(投稿日:2011年 3月16日(水))
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ちいさな子供にも、それなりに大事件だということを認識させた点は、
それなりに意味があるのかもしれない。
こんな感じで、いわゆる日本人としてのアイデンティティというものが出来上がっていくのだろうか?
ていうか、民放としては、通常放送に戻した瞬間の批判が怖かっただけだろうけどね。
(投稿日:2011年 3月16日(水))
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というわけで、ついでに3件、某所より転載
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http://guc.blog.shinobi.jp/%E4%B8%BB%E5%BC%B5/%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%95%E3%81%84%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93てんさいテレビ