大学における研究は、長期的な視野にたって科学の発展に寄与するものでなくてはならない。短期的に技術革新へと直結する研究や、既に確立した科学技術のみに立脚した定常的業務に付随する研究の重要性は否定されないが、大学の本来の役割は、短期的利益への直結を目的としない、より創造的な科学の究明にこそある。すなわち、失敗を恐れない、新たな科学の方向への模索・挑戦こそが、大学における研究であり、これによって、常に科学の最先端に立ち続けることが大学における研究者の責務である。
一方で、人口減少下での生産性向上の必要性や激化する国際競争などの現実に基づいた社会からの要請として、産学官連携によるイノベーション創出は、現在の大学における研究の大きなテーマのひとつである。また、大学における研究者は、研究経費の根源である納税者への説明責任を負い、研究提案に沿った着実な成果を提示する義務を課せられている。
#説明責任に追われて、研究できないのが教員の実情ではないかと思います
#いかに、計画と成果を見映えよく飾って、それらしく見せるか、ということばかり...
短期的利益に直結可能な部分を一旦集大成させ、社会に還元するための仕組みとして評価されるが、大学における研究の全てがこの枠組みの中にあってはならない。短期的利益に直結せず、その必要性について明快な説明が困難な基礎的な科学の継承は、長期的な視野にたった科学の発展に必要不可欠である。
#いかにお金を使わずに、平穏に過ごせるか、ってのを考えないとね。
##やっぱり、空しい...
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