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オトコ40歳、これからどうする?

どうすれば、人生オモシロオカシク暮らせるか?
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2024/03/19(Tue)20:05

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ギター製作:自家製3作目完成!

2013/03/14(Thu)21:50

昨年末から連載?してきたギター製作シリーズですが、いよいよ完成です。
およそ40回分ぐらいの記事になってまして、各回の作業量はまちまちですが、
一回あたり2時間の作業量とすれば、だいたい、80時間前後。
もし、1日8時間作業できるとして・・・2週間ぐらいの計算になりますね。
まあ、たぶん、ギター一本作ろうとすれば、そんなもんだと思います。

さて、前回でほとんど完成だったんですが、あの後は、
ナット溝を弦の太さに合わせて、深さを調整します。(一応、ナットファイルは持ってる)
finish_01.jpg finish_02.jpg finish_03.jpg
2フレットと3フレットの間で弦を押さえて、
1フレットの上で隙間がほんのチョットになるようにします。

で、前回の懸案だった、リアPUのエスカッションを削ってみました。
 → finish_04.jpg
無事にビビらなくなりました。

で、ブリッジ部での弦高調整です。
finish_05.jpg finish_07.jpg
最終フレット上での隙間が2~2.5ミリぐらいに設定したんですが・・・・
ブリッジの高さが8ミリになっちゃいました。(設計上は11ミリ)
・・・・やっぱ、ネックの仕込みがイマイチだったんでしょうねぇ。

上の絵、実は、オクターブ調整が終わった後の絵なんですが、
ちょっと、ブリッジの取り付けが前すぎましたねぇ。
finish_06.jpg
一応、調節可能範囲内なんだけど、あと5ミリぐらい後ろの方がカッコよかったかも
リアPUも、あと5ミリぐらい後ろにしてブリッジも同様に下げるってのがよかったな
まあ、細かなところでの反省点は、挙げたらキリがありません

あとは、裏パネルをつけて、ノブをつければ、
finish_08.jpg finish_09.jpg

完成です!
finish_10.jpg

<ネック製作の記事一覧>
指板製作:その1 ローズウッドの指板材の厚みを6ミリに、ひたすら削ります。
指板製作:その2(フレット溝切り) フレット溝を切ります。
指板製作:その3(~ネック製作:その0) 指板の幅を罫書いて切ります。ネック材を外周を切り始め。
ネック製作:その1 ネック材の外周を荒く切り落とします。ヘッドのトップ面を整形します。
ネック製作:その2 ロッド溝の埋め木を作成します。ロッド溝の両端を掘ります。
ネック製作:その3(ロッド溝掘り) ロッド溝を掘ります。
ネック製作:その4(ロッド仕込み) ロッドを仕込んで、埋め木を埋めます。
ネック製作:その5 ヘッド裏、ボディとのジョイント部を整形。ヘッドの外周を荒く加工。
ネック製作:その6(指板接着) ヘッドの外周を整形してから、指板を接着します。
指板製作:その4(アール付け) 指板にアールをつけます。
指板製作:その5(ポジションマーク) 指板にポジションマークを埋め込みます。
ネック製作:その7(サイドポジ) ネックの側面を整形してから、サイドポジを埋め込みます。
ネック製作:その8(ヘッド仕上げ~グリップへ) ヘッドの仕上げをして、グリップに取り掛かります。
ネック製作:その9(グリップ完成?) 一応、グリップの丸みつけが完成(したつもり)


<ボディ製作の記事一覧>
ボディ製作:その1(外周切り出し) ノコギリでひたすらギコギコします。
ボディ製作:その2(厚みだし) 5ミリほど厚みを落とす。結構メンドイ
ボディ製作:その3(外周仕上げ1) とりあえず、ノコギリでもう少し
ボディ製作:その4(外周仕上げ2) カンナで仕上げにかかりまして、
ボディ製作:その5(外周仕上げ3) ペーパーでデコボコを整える感じ。
ザグリ治具製作:その1(コントロール&ピックアップ) ザグリ加工用のガイドを作ります。
ボディ製作:その6(コントロールザグリ)
 トリマーで無理やり
ボディ製作:その7(ネックポケット) 20ミリ以上掘るのは結構大変
ボディ製作:その8(ピックアップザグリ) ハム用のザグリも掘ります。
ボディ製作:その9(カッタウェイ) カッタウェイって結構切り取りにくいものです。
ボディ製作:その10(アーチ加工1&配線穴) 配線穴、結構やばかった。
ボディ製作:その11(アーチ加工2) トリマーで段々に削ります
ボディ製作:その12(アーチ加工3) 反り鉋の出番です。
ボディ製作:その13(アーチ仕上げ)+α ペーパーで仕上げて、ついでにペグ穴も
ボディ製作:その14(外周アール1) 外周アール用の冶具を作って、とりあえず裏面を
ボディ製作:その15(外周アール2+ジャック穴) 表面もやってから、ジャック穴あけ
ボディ製作:その16(生地調整1)+ネックジョイント
 軽く生地調整して、ネックを接着しちゃいます。

<ネックセット後の記事>
ネックセット後:その1(ヒール加工1) ノミ等を使ってヒール加工。カッタウェイが邪魔!
ネックセット後:その2(刃物の研ぎ) 小刀の切れ味がそろそろヤバイ。
ネックセット後:その3(ヒール仕上げ+グリップ仕上げ) で、グリップ全体の仕上げです。
ネックセット後:その4(ピックアップザグリ) ネックで埋まっちゃったフロントPUザグリを掘り直し
ネックセット後:その5(指板調整) ネックの反りをちょっと修正
ネックセット後:その6(フレット打ち) フレット打ちです。そのまんま
ネックセット後:その7(フレット端の処理) 垂直に切って、斜めにカットして、丸めます
ネックセット後:その8(フレットすり合わせ+溝埋め) フレットの高さをそろえます
ネックセット後:その9(生地調整) 塗装の前処理。ピカピカに磨き上げます。
ネックセット後:その10(オイルフィニッシュ) 初のオイルフィニッシュ。ムラが気になる・・・
ネックセット後:その11(組み込み) パーツを取り付けていきます。
ネックセット後:その12(ナット加工) 弦をはって、ナットを加工
ギター製作:自家製3作目完成! ともかく完成です(本記事)


主に自分用の作業手順覚書のようなものですが、
お役に立つ方がおられましたら、幸いです。

というわけで、このブログも通常営業?に戻そうか・・・と。

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No.160|ギター製作Comment(0)

ネックセット後:その12(ナット加工)

2013/03/13(Wed)10:00

ペグとブリッジがついたので、弦をはって、ナットを仕上げます。

まずは、指板アールにあわせて、大まかにナットを削っておきます。
  
高音弦側で2ミリ、低音弦側で3ミリというところですね。

だいたいいい感じになったら、弦の位置を鉛筆で罫書きです。
 

まだ溝がないですが、この時点で弦をはります。使用弦は・・・
 
#なんと店先のワゴンで、210円で売ってた。

まあ、普通にブリッジにとおして、ペグで留めます。
  
もちろん、ナットに溝がないので、こんな感じです。

まずは、弦の位置決め
ナットファイルで軽く、弦を置いて位置を確認しながら・・・
  
ほぼ7ミリ間隔、3+7×5+4=42ミリで、計算どおりです。

この後、ナットファイルで溝を深くしていくわけです。

割といい感じになったな・・と眺めつつ、ふと気がつく。


おいおい、このリアPUのエスカッション・・・

ハイ、ちゃんと、ここでビビッてます(-_-;>
・・・・しょうがありません。
あとで、エスカッションの底面削るしかないかな、と。

つづく

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No.159|ギター製作Comment(0)

ネックセット後:その11(組み込み)

2013/03/12(Tue)01:55

組み込みです。
とりあえず、12フレットが311mmになるように、スケールで確認しつつ、
PUエスカッションに干渉しないように、ブリッジを取り付け。

ついでに、ピックアップとエスカッション取り付けました。

次は、ペグです。まあ、適当に・・・
 
この絵、なんか違和感ないですか?

なんと、右と左でツマミの大きさが違う!
peg_02.jpg

さすがは、中国の品質管理(出荷管理?)です。やるな!という感じ。
ちなみに、左が商品画像、右が梱包の様子(エアキャップ付封筒に入ってたけど)
peg_00.jpg → peg_01.jpg

こういうのはクレームをつけてもダメです。
シレッと「使用上の問題はありません」と返答されて終わりです。
#中国人は質実剛健!(・・・というか、非を認めたがらないだけかも)
aliexpressで買い物するなら、こういうのを笑って許せるおおらかさが必要

気をとりなおして、ストラップピン取り付け。
 

ボリューム用のポット、トーン用のポット、トグルスイッチを下準備
  

PUのケーブルが短いのでチョット付け足して、パーツを取り付けます。
  

で、配線図を確認しつつ、それっぽく配線。
  
#たぶん合ってると思うけど、まだ音出して確認してない。
##実体配線図だと、ポット間のアース配線が抜けてますが、右の写真はOK

次は、弦をはって、ナット加工です。


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No.158|ギター製作Comment(0)

ネックセット後:その10(オイルフィニッシュ)

2013/03/11(Mon)21:46

予想外に早く塗料が届きましたんで、慌てて? 塗装です。
ポリ塗装は、かなり大変なので、今回はオイルフィニッシュに挑戦です。
買ったのは、WATCOオイルのミディアムウォルナットという奴。


とりあえず左手に手袋はめて(脂ぎった手で指紋がつかないように?)


刷毛で塗ります。


30分ほどしてふき取って、こんな感じ。
  

乾いてきたら、こんな感じ。
  
うーん、結構ムラだらけだけど、まあ、こんなもんみたいです。
まあ、木口っぽいところは濃くなります。アーチの部分は結構ランダム。

出来栄えはともかく、オイルフィニッシュって、とってもお手軽!
ムラをもう少し抑えようと思えば、生地着色を丁寧にした上で、
ナチュラルのオイルを塗るのがいいのかもしれない。(たぶん)

というわけで、次回からは組み込み作業です。いよいよ完成間近ですね。



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No.157|ギター製作Comment(0)

ネックセット後:その9(生地調整)

2013/03/09(Sat)06:33

前回のパテが固まったところで、平ノミではみ出たパテをこそぎおとして、
ナットをつけて、指板をマスキングする
fingerboad_35.jpg nut_01.jpg
と、だいたい、生地調整の準備完了です。

ここからは、とにかく、磨きです。

ほとんどの部分は、既に#320で磨いてありましたので、
ヒール周りの傷を#150で消しつつ、#320で一通り磨き直す。
それなりに白っぽさがなくなったところで、#600でキュッキュッと磨きあげます。

#600で磨くと、なんとなく白っぽいところが残りますんで、
(それと、大きめの傷がいくつか浮き上がってきますんで、)
適宜、320とか150とかまで戻って、部分的に磨き直しです。

なるべく、サンディングパットを使って、曲面は厚手のゴムシートをあてて、
sanding_01.jpg sanding_02.jpg sanding_03.jpg
最後、ダメ押しで、#800で磨いてみた。

と、いうわけで、こんな感じ。
top_01.jpg top_02.jpg

裏面も
back_01.jpg back_02.jpg

ヒール部とボリュートがちょっと辛い。カッタウェイは大変辛い。
back_03.jpg back_04.jpg
しかし、まあ、結構、ピカピカに光ってますネ!(画像をクリックすると拡大します)
#カッタウェイは、やや傷が目立つ(ナナメの大きな奴は木目で傷じゃないョ)

というわけで、次は、塗装!

これ↓、発注してみた。

#土日は発送しないんだって。届くのは火曜かな
(追記)
なんと、金曜の夕方発注したら、土曜の昼に届いてしまいました。
やるな!MERRY WOOD
残業して、金曜のうちに発送してくださったのね。ありがとうございます。

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No.156|ギター製作Comment(0)