とういうのをやったんだけど、計算だけでわかることには限界がある。
やっぱし、実際のところは、どうなってるのかな?
というわけで、実際の音を
SoundEngineで録音して、スペクトル解析してみました。
とりあえず、5弦のA(440Hz?)のピッキング直後の波形(↓)
やっぱし、ピークの間隔は440Hz(約0.002秒)よりだいぶ長くて、0.01秒ぐらい(110Hz)。
440Hzってのは、4倍音なのね。
wavファイルをいったん、テキストデータに変換して、(
ここの
wavedump.cを使わせて貰いました)
fft.fで、スペクトルです。(絵は、
gnuplotだね。)
というわけで、基音は110Hzだけど、確かに440Hzのパワーが強い。
たぶん、この音だと、110HzのAは、ほとんど聴こえてこないのだろう。
耳で聴く分には、440HzのAに聴こえるってことなんじゃないかな?
(チューナーが440Hzで5弦をあわせるのは、そういうことなんじゃないかな・・・と)
「5弦開放音(A)は110Hz」と当たり前に書かれてるページもあるけど、
110Hzなのか、440Hzなのかは、混乱してる人も結構いるみたい。
私としては、それなりに納得できて、すっきり。メデタイ。
#でも、実際のスペクトルにくらべると、
#
シミュレートしたスペクトルは、ピークのクリアさがイマイチだなぁ・・と、案外難しいもんだ。
##ピックアップが拾うのって、弦の変位よりは、変位速度に近い・・・かなぁ? それとも加速度かな?
##この一連の記事、まとめ始めたけど(
ギター弦の振動シミュレーション(固定端編))・・・先は長い
#→
ちょっと修正:5弦開放Aのスペクトル[1回]
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[0回]
http://guc.blog.shinobi.jp/%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%89%A9%E7%90%86/%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E3%81%AE%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%9F%B3%E3%82%82%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F実際のギターの音もスペクトル解析してみた